この女性が相手なら、真面目な付き合いから始めるべきだと思った。
市役所の母子保健課に勤めている公務員でもあり、銀縁めがねで清楚な印象もあり、とてもじゃないけど即エッチが可能とは思えなかった。
俺はどちらかと言うと即セックス派で、千葉に住んでいた頃は出会い系で即セックスさせてくれそうな女性としか会わなかった。会ったら口説き倒してホテルに連れ込み、やりたい放題セックスして終わりにする。そんな奔放な生活を送っていた。
しかし勤めていた会社が倒産し出会い系どころではなくなった。
それから就活したが、魚の缶詰を作っている会社が営業マンを募集していたので応募したら、鹿児島に赴任することを条件に採用してくれた。
鹿児島に落ち延びるのは切ないものがあったが生きるためにはしかたない。
俺はアパートを引き払って鹿児島の地に移り住んだ。
びっくりしたのは、出会い系人口の少なさだ。もちろん首都圏エリアと比較しての話だが、サイトを見て、俺は落ち込んだ。
だが女なしで生きられない男。
何年かかってもいい。必ずハピメでいい女をゲットしてみせる。首都圏とちがって保守的な人が多い地域でもあるし、昔ながらのしきたりが暮らしの中に息づいた土地であることは新しい職場にいて伝わってくる。
―即セックスさせてくれる女なんて皆無だろうな―
俺は毎日ぼんやりとハピメのサイトの女を眺めていた。
そんな中で見つけたのが彼女だった。
「恋人募集していますが、最初はメールから始めたいです」
清楚で頭も良さそうで、銀縁めがねの向こうの瞳はやや冷ややかだった。市役所を訪れる人に対しても淡々と接して、やるべきことをやるだけといった印象があった。だけどそのクールなまなざしと、長い首、きりっとした鼻筋に惹かれ、連絡したのだった。
「メールからで結構ですよ・・・でもなるべく早く会ってくれるとありがたいです。実は僕、千葉から鹿児島に来てまだ2週間しかたっていないのです。鹿児島のこと良く知らないから、街を案内してほしいし、美味しいものを食べに連れて行ってほしいのです」
「失礼ですけど、民間企業の方ですか」
「そうです。ちんけな缶詰会社の営業をしています」
「よかった・・・公務員同士は避けたいと思っていたところです」
「なぜですか」
「公務員の男が嫌いだからです・・・魅力を感じません」
彼女はメル友からの交際を希望していたが、俺の意向をくんでくれて、最初の出会いから10日後に会ってくれることになった。
とはいえ、千葉にいたときのようなノリで接するわけにはいかない。ここは薩摩。長州と結託して薩長同盟を組織して倒幕の道を開いた国に、即セックスに応じる女がいるとは思えない。
鹿児島中央駅で待ち合わせた。
彼女は「天文館に案内します」と言った。
市役所に勤めているくらいであるから史跡巡りでもするのかと思いきや、あまり鹿児島らしくない場所に案内された。
でもデートコースなんて結局どうでもよかった。並んで歩いていて知ったのだが、彼女は意外にいい身体をしていそうだった。ふっくらしたブラウスを着ているので胸の大きさがよくわからなかったのだが、彼女がハンカチを落として前屈みになったとき、むっちりした丸いものが見えて思わず唾を飲む。パッと見Dカップ以上はあると思えた。
それにスカートの下の太股も美味しそう。身長もヒールなしで165センチ程度はあると思われ、スタイルは問題ない。香水のたぐいをつけていないのが公務員らしいが、清潔そうなセミロングヘアは、匂いを嗅いだら、きっと甘いリンスの匂いがするはずだ。
―うう・・・髪の毛の匂いを嗅ぎたい―
だがそんなことはできない。ここは千葉じゃない。
食事したり、散歩したり、お茶したり、アイスクリーム食べたり、また散歩したり。狭い一帯を歩き回った。
彼女は割と健脚で、どれだけ歩いても疲れないタイプらしかった。俺は歩くのが苦手なので、いい加減疲れてきた。
―どこかで休憩しようと言ってみようか―
どんな反応があるのか楽しみでもあり、いたずら半分で言ってみる。
―ねえ、どっかで小一時間休憩しない? ―
そう言うと、一時間ももつかどうかわからないけど、と言って、公園のベンチを指さした。
「あそこで休みますか」
「そうだね」(悲笑)
ふたりで肩を寄せ合って座れば何か新しいものが生まれるかと思ったけど、腰掛けたのは俺一人で、彼女は立ったままだった。
「疲れていませんから・・・私は休憩しなくてもいいです」
―これは先が長いぞ―
疲れは身体だけでない。俺はだんだんと心が憔悴しつつあった。こんな風に何もせずに一緒にいるだけのデートをした経験があまりないのだ。今までずっと、女とデートする = 女とセックスする、だった。
歩き歩いて、ついにラブホが見えてきた。
「ウォーターゲート」
と書いてある。
―ああ、あそこに入りたい―
思い切って誘ってみよう。
だめならだめでいいではないか。だめなら今日で終わりにしてしまえばいい。また別の女を探せばいいし、見つからなかったら熊本や宮崎、福岡あたりまで行動半径を広げればいい。
「ねえ、あそこ入ってみない?」
俺はラブホを指さした。
彼女はそのホテルに目をやると、苦笑いした。
―来るぞ来るぞ・・・断りの言葉が―
少し目を閉じる。
すると彼女は意外にこう言った。
「いいですよ、入っても」
「本当なの?」
「私もこういう機会をうまく利用しないとね・・・いつまでたっても地味な女のままだから」
「僕でいいの?」
「民間の人って、やっぱりなにか違うわ。雰囲気かな、オーラかな」
それからそのラブホに入った。彼女は処女ではなかった。
大学2年生のときに一度だけ経験したことがあるらしいから、セカンド処女だといえる。
挿入してピストンしてもあまり気持ち良さそうでなく、まるで処女とセックスしたような感じがした。
「これからも付き合ってくれる?」
「はい・・・いい女になりたいから」
きっといい女になれる、と俺は思った。
人気の記事をピックアップ
![]() ハッピーメールで出会えた激萌え少女との一夜限りで一生の思い出 |
![]() ワクワクメールで出会えた激カワなショップ店員との大興奮体験! |
![]() たぶん性交のことばかり考えている女子大生 |
![]() 陰核(クリトリス)の皮を剥いたら大変なことに |
![]() ちんぐり返しでペニスとアナルを攻める女 |
![]() ハッピーメールのお得な利用方法と、極悪な出会い体験談w |
人気の出会い系サイトトップ5 比較表
サイト名 | 利用者数 | 無料ポイント | メール返信 | 運営実績 | サポート | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
ハッピーメール | 20点 (2500万人) |
20点 (1200円分) |
20点 (50円) |
20点 (18年) |
20点 (24h対応) |
100点 |
ワクワクメール | 17点 (800万人) |
20点 (1200円分) |
20点 (50円) |
19点 (18年) |
20点 (24h対応) |
96点 |
PCMAX | 18点 (1500万人) |
18点 (1000円分) |
20点 (50円) |
18点 (16年) |
20点 (24h対応) |
94点 |
ミントC!Jメール | 16点 (600万人) |
18点 (1000円分) |
20点 (50円) |
20点 (18年) |
20点 (24h対応) |
94点 |
YYC | 19点 (1400万人) |
10点 (300円分) |
20点 (50円) |
19点 (17年) |
20点 (24h対応) |
89点 |